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蝶
蝶
2005/11/10
現実逃避の一環としてのえいがのはなし
「バタフライ・エフェクト」
を買いました
理由は公開時にみておもしろかったから
ほんとおもしろかったから
夏前にみたのにすでに2005年ベストっつうか
もうこれ超えるの出てこねえだろうなあって
おもえるほどおもしろかったから
映画館で
あんま宣伝されてないにもかかわらず
夜一回しか上映されてないにもかかわらず
つまりどマイナーなのにもかかわらず
結構お客さんも入ってて
映画が始まって一箇所ちょっとドッキリする場面があるんだけど
そこで軽く悲鳴をあげる人が数人いたりして
そんな一体感のある映画は「リング(もちろん日本版の例のシーン)」以来だったわけで
で、ラストで号泣して
となり見たら一緒に行った友人も泣いてて
そのとなりの女の人(他人)も泣いてて
さらにそのとなりの男の人(女の人の連れ)も泣いてて
スタッフロールが流れ出しても誰も席を立たなくて
やっとぜんぶ終わってスクリーンにカーテン降りてきたら
「はあー」というため息がいっせいに聞こえて
ぼくは友人にやっとのことで「すごかったね」というぐらいしかできなくて
まあ、そんぐらい衝撃的な映画だったわけで
だからDVD出たら絶対買おうと思っていて
発売日に速攻買ったわけです
でも
そこはあくまでぼくの主観ですので
胸張って「絶対見たほうがいいよ!」とは言えませんが
「なーんかTSUTAYAで借りて見たいんだよねーひまだし」
って人には
こちらを強くおすすめいたします
そんでもって以下ネタバレの感想文(自己満足しかもタメ口)
見終わった人だけどうぞ
↓
まずさ、序盤(子供時代)が重すぎだよね
あんま予備知識なくて見に行ったからさ(せいぜいアシュトン・カッチャー出るんだーぐらい。
あと主題歌がオアシスっていう)
最初から不幸な出来事オンパレードで正直どうなるかと思ったよ
二時間持たないと思ったもん
効果音もやたらでかいんだよね映画館だとことさらにね
実の親父に首を…ってとことかね
包丁持ってるところとかね
「やだなーこういうノリだったのか聞いてねーよー」と思ってたら
アシュトン出てきて心底ほっとするね
あそこからちょっと展開軽くなるし
ていうかなんであんなデブのパンクス(結構いい奴)とルームメイトなのアシュトン
知り合った経緯がすげえ気になるよ
で、最初の(1ループ目の)アシュトン軽すぎね
かっこいいけどね
昔のトラウマの痕跡ゼロかよ!
そんなノリで女ゲット…
で、まあ、この後から急激に面白くなるよね
個人的には一回目の「日記でバーン!」でかなりグッときた
あのエフェクトすげえかっこいい
なんか爽快感があるんだよね
考えたひとはえらい
で、戻ってきたら鼻血が出るという…
あの展開
やりすぎると廃人になるっていう伏線なんだね
その伏線がラストや父親の事についてもつながっている、っていう
で、幼馴染のケイリー死んでさあ
「なんで迎えにきてくれなかったの」って言われてもねえ
ガキのころの約束だしなー
アシュトン100%忘れてたしなー
部屋に女連れ込んで遊んでるし
ここらへんの男女の温度差がやるせねえ
で、過去の書き換えスタート
2ループ目(幸せ学園バージョン)のケイリーの服装とか
マジかわいいんですけど
いいねーあのキラキラした感じ
その陰でナード野郎が腐ってる感じ
典型的なアメリカ郊外の学園ライフの描き方が絶妙
かなりの悪意を感じるわー
だってこの監督、確実に悪趣味だもん
で、こっちの世界ではデブのパンクスは敵なんだよね
で、仲間は1ループ目でビリヤード場で喧嘩ふっかけてきた奴ら
この描写で「日記バーン」をやると人間関係が根底から変わることが提示される
で、刑務所で散々な目にあうアシュトン
そこで出会うカルロスが一服の清涼剤
ていうかそんなに信心深いカルロス、一体何やったんだよ
なんで服役してんだよ
これまた経緯が気になってしょうがねえよ
で、日記のきれはしでバーン!
手のひらに傷がドーン!
あの時に描いていた「残酷な絵」は、刑務所の嫌な奴(コンビ)を描いたものだったのね
パラレルなんだけどさ
こういう仕掛けが好きさ
で、戻ったはいいけどケイリー末期症状
このへんほんとつらいね
最初「ラブラブ学園バージョン」でかなり明るい未来を見せられたせいか
その後、どんどん落ちていく風にしか見えないんだよね
よくなる兆しが一向に見えないというか…
で、究極のバッドエンドがあの「腕が…!バージョン」
最初「あ、今度こそ万事うまくいった?」と油断させておいてあの仕打ち…
この場面で、劇場で数人から「えっ!」「うはあっ」と思わず声が漏れました
ぼくも思わず手を口に持っていきましたよ
いやあびびった
しかもケイリーさー
なにデブと付き合ってんの?
もう、さほどデブではなかったけどさ(撮影のために減量/増量したらしい ナイス役者魂)
とはいえ、なにデブと付き合ってんの?
で、ケイリー兄
お前なに七三分けしてんの?
「神は救いの手を差し伸べるよ〜」とか言っちゃってさ、
お前なに七三分けしてんの?
マ
ジ
で
!
ここの展開ちょっとツボで心の中で爆笑
で、一旦は状況を受け入れるものの母の変わり果てた姿を見て再度チャレンジを決意するアシュトン
でもなー
ほんとはなー
ま、見た人ほとんど気付いてると思うけど
「母のため」って本当は表向きの理由でさ
で、「ケイリーのため」っていうのもやっぱ表向きでさ
だってこの世界ではケイリーもデブの幼馴染もケイリー兄(あだ名:七三)も幸せなんだもん
つまりアシュトン以外は幸せなんだから最初の目的は果たせたはずなのに
ここで
「結局は自分が(ケイリー込みで)幸せになりたい」だけなんだなーと
で、地下室にタイムスリップしたものの
ダイナマイト目の前にした幼女のケイリー、空気読めませ〜ん!
「うわあキレイ。花火?」じゃねえよ
で、
「あわわ…☆俺、もしかして廃人?バージョン」
このときは本当にどうしようかと思った
だって日記もないし「もしやこのまま夢オチパターン?」と
心底ヒヤヒヤで嫌な汗が…(感情移入しすぎ)
ただ、
ここで「腕が…!バージョン」の時のケイリーの何気ないセリフが生きてくるわけで
(うまいとしかいいようがない)
で全部つながって
うわさの「映画史上、最も切ないハッピーエンド」!
きたねコレ
ここでかかるオアシスの曲がまた絶妙
そりゃ泣くよ、っていう
ようは「赤の他人になることが、彼女にとっての一番の幸せ」っていう…
…
そりゃ泣くわ
あーなんかすげー書いちゃった
あと前にも言ったけどアシュトン・カッチャーっていう、名前の響きが好き
何度も言いたい、アホみたいに言いたい
特に「カッチャー」の部分
こんな歯切れのいい名前のひとそうそういないよ
デミ・ムーアもいいところに目をつけたな
今後はデミ・カッチャーかあー
いいなー
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